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矯正治療

矯正治療とは

矯正治療というと、歯並びを整えて口元を綺麗に見せる治療と考えている方が多いと思います。しかし、実際はそれだけではありません。歯並びが悪いと噛み合わせも必然的に悪い状態にあり、そしゃく力が低下して全身の健康に大きな悪影響を与えていることになります。つまり、矯正治療とは、美しさと身体の健康両面に必要な治療方法なのです。 悪い歯並びのことを「不正咬合」と言いますが、これが身体にとって様々な悪影響を及ぼします。

矯正治療とは
 

●食べ物が歯の間に挟まる。歯磨きしにくく、その結果汚れが残って虫歯や歯周病になりやすくなる

●食べ物をしっかりと噛めていないため、胃腸などの消化器に負担をかける

●噛合せが悪いことで上下の顎の発育・顔の成長(変化)に歪みをもたらす

●上あごと下あごをつないでいる顎関節に負担をかける。それによって顎関節症(噛むと関節が痛い・口が開きづらい・関節がガクガク音を発するなど)になりやすい

●噛むために使用している筋肉(咀嚼筋)の発達に悪影響を与える。その結果筋力のバランスが崩れ、身体の姿勢を悪くする

●音(声)を発する機構に影響をおよぼし、正常な発音がしにくくなる

●しっかりと噛むことができないと脳神経への十分な血流を妨げてしまい、老化の原因となる

矯正歯科治療の開始時期

患者様のかみ合わせや成長の状態により異ってきますが、乳歯と永久歯の生えかわりが始まる7~8歳頃から12歳頃に始められることをおすすめしています。
勿論大人の方でも条件が整えば、矯正歯科治療をうけることは可能ですが、早い時期に治療を始めると、あごの成長や発育をコントロールできるという点で、よりよい結果が得られることがあります。
最近は、成人矯正をうけられる方も非常に多くなってきました。矯正治療は口腔内全体の歯並びやかみ合わせ良くするものだけではありません。抜けた歯にブリッジや入れ歯を入れる準備の他、傾いた歯やゆがんだ歯を治療するという部分的矯正治療まで、幅広い治療を行っています。傾斜してしまった歯やがたがたの歯並びを部分的に治すことにより、歯を削る量や削る歯の本数が減ったりすることもあります。

乳歯から永久歯への交換期のお子様の場合

永久歯が生えそろうまでのあごの成長をコントロールしたり幅を広げたりしていきます。また、指しやぶりや口呼吸など歯並びに影響を及ぼす癖を持っているお子様にはその改善から行っていきます。装置が入っている間は月に1回程度の通院を目安に来院して下さい。これが、第一期治療です。第二大臼歯(12歳臼歯)まで生えそろった時、必要であれば、仕上げの治療として第二期の治療に入ります。場合によっては、第一期治療のみで終了する方もいます。

矯正治療の開始時期1
永久歯が生えそろった中学生から大人の場合

患者様の殆どはすぐにお口全体の歯並びを整えていくことができます。歯をあごの骨の中で少しずつ時間をかけて動かしていきますので、1年半から2年ほど時間が必要です。 この間、通院は1カ月に1回程度です。

矯正治療の開始時期1
治療が終わったあとは

きれいな歯並びになった後は、歯やあごが正しい場所で安定するように、後戻りを防ぐ治療が1年半から2年行われ、その間の通院は 2~3カ月に1回程度です。